「障害が価値に変わる社会」を創りたい吃音VR起業家の活動日記

日本に120万人、世界に7600万人いる原因不明の言語障害である吃音症を改善する世界初のVRプロダクトの開発と研究をしているMarkです。このブログでは、VRの進捗報告と、当事者の経験と研究から吃音の改善、悩みの軽減のヒントになるような情報を発信していきます。VRの研究開発を3年ほど行う中で吃音や心理学、VRの様々な研究論文や学術誌を読み漁り、吃音の支援団体でも活動を行い、実際に100名以上の吃音者とお会いしてきたので、その経験と研究ベースの情報を元に吃音の改善、悩みの軽減に役立つ情報を発信していきます。

VRの吃音当事者団体を立ち上げました!

VRの吃音当事者団体「どもれんず」を、東大で吃音の当事者研究をしており、東大スタタリングの代表の山田さんと一緒に立ち上げました。

 

 

 

この団体を立ち上げた想いや理由などを書いたので、ご覧ください。

 

 

 

この団体の代表で、吃音VRの開発と研究をしている梅津と申します。私は吃音者が障害で自分の可能性を諦めなくていい社会を実現したい。そして、吃音者が世界一幸せに生きられる会社を作りたいという想いで日々活動をしています。

 

 

 

そのためには、本質的な課題解決が必要だと考えます。だからこそ、今、吃音で苦しんでいる方、これから吃音者の課題解決のために何かしたいという熱い想いがある吃音当事者共に、VRによる吃音者の課題解決を考える場が欲しい。

 

 

 

VRは吃音以外にも様々な精神障害発達障害への改善事例や研究があります。中にはすでに 企業が製品化し、お医者さんが使っていたりします。

 

 

 

その活用事例からゲームだけじゃないVRの可能性を知っていただき、さらには吃音におけるVRの可能性というのを一緒に考えていきたいと考えています。

 

 

 

※団体名のどもれんずの由来は、Microsoft社のMixed RealityのデバイスHoloLensをもじって、吃音者を表す「どもり」とVRを表す「レンズ」を合わせて、どもれんずとしました。また、視力に障害がある人はメガネをすることで、自分の可能性を発揮しています。なので、吃音者にもメガネのようなものがあれば、その人の可能性を120%発揮できるのではないか、そんな吃音者の可能性を創るメガネのようなものを作りたいという意味も込めています。

 

 

 

【具体的な活動内容】

具体的には、吃音VR体験会や吃音におけるVRの可能性や吃音以外の様々な発達障害精神障害への活用事例や研究の話をし、そこから、吃音者の課題に落とし込み、どんなことができそうか?何があったら嬉しいかということをみんなで考えたりするなどをします。

 

 

 

吃音者の課題解決って言語聴覚士とか、専門家にしかできない風に思えるけど、実は当事者だけでもこういう風に吃音者の課題を解決できるんじゃないかということを最新のテクノロジーを使ってみんなで考えたいです。

 

 

 

具体的にはこんなことをする予定です。

・吃音者の体験をVR化する。

・当事者団体やうぃーすたの例会の様子をVR化する。

・吃音当事者が吃音を乗り越えた経験や体験談をVR化する。

・吃音者の体験をVRで再現する、吃音疑似体験VR制作をし、吃音の理解、認知度、啓蒙活動をする。

などetc.....

 

 

 

※吃音当事者でなくとも、吃音者の支援に興味がある方であればどなたでも参加可能です。

(グループの質を担保するために、面識のない方には恐れ入りますが、いくつか質問をさせていただければと思います)

 

 

 

ご興味ある方は、こちらからご参加ください。

https://m.facebook.com/groups/428624227662929?ref=category_discover_landing